Bem-vinda aos Jogos Rio 2016!
(リオ2016へようこそ!)
リオ到着日は制服ピックアップへ!
宿泊場所からバスと地下鉄を乗り継ぎ約1時間半。
たどり着いたのはSamba Cityと呼ばれる
リオのサンバパレードで使われる飾り物の倉庫街。
飛行機遅延で到着が遅れたので
制服ピックアップの場所には夕方5時前に到着。
おかげで空いててスイスイ登録ができました。
まずはAccreditationと呼ばれる
身分証明証を発行してもらいます。
親切な案内係のおじさん(多分ボランティア)に
英語を話せるスタッフのデスクを案内してもらい
身分証明書(パスポート)を提出、写真撮影。
日本から来たと聞くとみんな満面の笑顔で
「はるばる日本から!?素敵!」と迎えてくれます。
受付が終わったら、床に書かれた緑の線に沿って次へ。
倉庫の入り口付近で早速Accreditation Cardを受け取ります。
意外と大きくてビックリ!
既に、カードの発行を待ってる人が数名いたので
ウロウロ写真を撮影していると
「名前、呼ばれてるよ」と親切な人が。
次は制服ピックアップですが建物が違うので分からず
キョロキョロしていると、親切な人が行き方を説明してくれました。
一緒に向かっていたおじさんがいたので話しかけると
リオっ子の50歳代くらいの方で
水泳競技でボランティアをするとか。
今日はRioCard※だけピックアップしに来たそうです。
制服ピックアップの建物に入ると、まずは受付へ。
英語が話せる受付係のお姉さんは
アニメと漫画がとっても好きで「東京2020に行きたいの!」
ときおり知っている日本語を混ぜながら
制服受取までのステップを教えてくれました。
ここではRioCardも受け取ります。
パスモやスイカと同じようなICカードで
リオ中の公共交通機関に乗れるカードですが
各ボランティアは勤務日、行きと帰りと2回ずつ
このカードを使って公共交通機関に乗車できます。
受付が終わると「チェックシート」を持って
フィッティングルームへ。
中には10ブースくらいの着替え室が並び
すべてのサイズの制服が用意されています。
写真:フィッティングルーム入り口
ピークの時間にはここで混雑するのでしょう。
外にはたくさんの椅子が。
中にはまた別の女性スタッフが数名いて
「あなたはサイズSかXSね」と言いながら
試着用の制服を手渡してくれます。
(サイズはアメリカ表示、ほぼ全ての日本人がXSに)
試着を終えたら「もう一つ小さいかも」
「ベルトはSかしら」と、アパレル店員そのもの。
好きなだけ試着できるので(笑)
なんだか楽しくなってきます。
ちなみに私を担当してくれた方は
ボランティアではなく”コントラクター”(契約)
そう話していましたが、パラリンピックボランティアも
同時に申し込みしていて、返事待ちなんだそうです。
「ドキドキしながら待ってるの」
そう話していました。
自分の制服のサイズが決まったら
それらをスタッフがチェックシートに書き込みます。
カーテンを開けたら次は靴コーナー。
ここでも好きな靴を試着し放題。
表示はブラジル、ヨーロッパ、アメリカサイズとあり
日本人には馴染みがないので要チェック。
渡された靴と靴下3足をもらって
次へ進むと別のスタッフの方が専用の大きなロゴ入りバッグに
私から受け取った靴と靴下に続き
その場で帽子、バッグ、レインジャケット、ボランティアの手引き、水筒、ボトルホルダーを入れてくれました。
最後のテーブルでは担当についてくれた方が
チェックシートに書かれた制服を一つずつ持ってきて
一緒にサイズを確認し、袋に入れてくれます。
ジャケット、ポロシャツ3着、パンツ2着、ベルト。
これで一式揃いました!
最後の部屋に行くとここにも英語スタッフが。
ここでは私の身分証明証をスキャンした後
もう一度チェックシートと、一つ一つのアイテムをチェック。
確認しながらバーコードを「ピッピッ」とスキャンしていきます。
お店で洋服を買っている気分です。
最後に「受け取りました」のサインをして終了!
ここのお兄さんも日本好きだったそうで
「たくさんの人に会えるのが楽しい」
そう話していました。
全てをバッグに詰めてもらって受け取り終了です!
今日は空いている時間に行けたようで
全てに要した時間は1時間弱。
ピーク時は2〜3時間かかるそうなので
とってもラッキーでした。
また、人が少ないからか
私のインタビューや写真撮影にもみな快く応じてくれました。
渡された「ボランティアの手引き」にある通り
"Bem-vinda aos Jogos Rio 2016!"あるいは
"Welcome to Rio2016!"とあいさつ。
最後に"Aproveite os Jogos!"あるいは
"Enjoy the Games!"のあいさつが徹底されています。
ここで働くスタッフも多くはボランティア。
毎日平均3000人、これから迎えるピーク時には5000人を超える
ボランティアとスタッフに応対します。
プロセスがしっかりしているので
英語はそれほどできなくてもOK。
受付やフィッティングルームなど主要な場所のみ
英語が話せるスタッフが1〜5名配置されていました。
英語があまり得意でない方は
このポジションが狙い目かもしれませんね!
全体の印象はみなさんとてもフレンドリー。
そして写真撮影をお願いするととても恥ずかしがります。
ブラジルの人ってラテンでオープンなイメージでしたが
実はとってもシャイなようです。
さて、明日はいよいよトレーニングです!
そこで会うのは全員ボランティア。
どんな人たちに会えるのか、とても楽しみです♪