リオといえばビーチ!
こちらへ来て知ったのですが
リオのビーチには常にたくさんの人がいて
ビキニ姿でビーチバレーボールやランニングなど
楽しそうに過ごしていますが
誰も海には入りません。
なぜなら波がとても高い!
そして今は冬だから!!
今日はそんなリオのビーチサイドカフェで
他のボランティア数名とランチをしました。
イギリスの大学でスポーツジャーナリズムを専攻するMichael(右)は
今回のボランティアをきっかけにマスコミ関係のコネを作り
就職したいと意気込みを話していました。
彼はMPC(メディアプレスセンター)で
実際にスポーツ記事の下書きをするそうです。
そんなボランティアもあるのですね!
その隣のLilyもイギリスの大学生。
日本語を大学で学んでいることもあり
今回はフランス語と日本語の通訳を担当するそうですが
「日本語を聞いて英語に通訳はできるけれど
その反対は自信がない。。」と話していました。
その隣のKittyは既にボランティアを始めて4日目。
選手村のAccreditation係なので
毎日たくさんの選手たちと触れ合う機会があり
"It's just amazing! I have so much fun."
興味津々の他メンバーからの「毎日どう?」という質問に
毎日がエキサイティング!と話していました。
一番左のJohnは広島にある大学の先生。
日本在住18年、フリーで通訳・翻訳もされています。
リオ参加はご自身の研究のリサーチも兼ねていて
この経験を東京2020にぜひ活かしたいと意気込みます。
彼らはすべてイギリスからの参加で
Kittyを除き、4月頃にエントリー、3回の面接を経て
今のポジションが決まっているのですが
中にはまだシフトが決まっていない
あるいは1日しかシフトが入っていないようです。
私もギリギリ決まった組ですが
正式オファーがあってからここまでは
スムーズに事が運んでいるのはありがたい!
ランチの後はみなさんにサヨナラして
昨日のトレーニングで知り合ったLizとコルコバードの丘へ。
丘の上に大きなキリスト像がそびえ立つ
リオの象徴的な存在です。
Lizは中国からハンガリーに留学中の大学生。
今回のボランティアは「オリンピックが好きだから」参加。
卓球が行われるRiocentroで英語と中国語の通訳を担当するようです。
今日はあいにく夕方から雲が出てきて
丘の上に着いて見上げると。。。
キリスト様、見えません(涙)
ここに来るにはオンラインでチケットを予約するのですが
午前中にはチケットが売り切れるほど人気。
晴れる気配は全くありませんが
どんどん観光客のグループもやってきます。
30名ほどの団体がやってきて記念撮影をしながら
「見えないわねぇ」「せっかく来たのにねぇ」らしきことを
ポルトガル語で話しています。
するとみんなの願いが通じたのか
強い風が吹いて一瞬だけキリスト様が見れました!
夕焼けの時間に登ったので
本来ならサンセットも見れる予定でしたが
キリスト様のお顔が見られただけで十分です。
帰りの登山列車では
すぐ後ろにイタリアのチームユニフォームを着た人が。
すかさずLizが話しかけています。
「Are you guys playing for the Olympics?」
彼らはイタリアのフェンシングチームに帯同する
専属医療チームの人達とのことで
今年60歳というアントニオは7回目のオリンピック参加。
「生きてたら次の東京にも行きたいよ」
東京での再会を約束しました!
夜は昨日のトレーニングの先生だったClaudiaと
リオっ子の夜を案内してもらいました。
待ち合わせた場所から路地を入っていくと
小さな広場があり、音楽が流れていて人がたくさんいます。
週末になるとバンドの人が出てきて
近所の人は思い思いに自分でお酒を持ってきて
音楽を聴きながら夜を過ごすそうです。
私たちは広場横にあるバーで座り
カイピリーニャを飲みました!
カイピリーニャとはサトウキビから作られたお酒のカクテル。
時々、その国名物のお酒は地元の人は飲まないことがありますが
(若い日本人があまり日本酒を飲まないように)
リオっ子は本当にカイピリーニャを飲むようです。
そういえば、昼のビーチ沿いカフェでも
周りの人たち、みんなこれ飲んでました!
私たちはパッションフルーツ入りにしましたが
他にもストロベリー、キウイなどの種類があるようです。
このドリンク、かなりお酒は強めなので
飲み過ぎには十分注意。
こうしてリオの夜は更けていきます。