Bienvenidos a Argentina!
滝の向こう側にはためくアルゼンチン国旗を見て
(ようこそアルゼンチンへ!)
リオ2016開会式まであと3日。
全部のトレーニングが終わり
「ヒマ〜」と話していたら
先日トレーニングで出会ったLizから
"Do you want to go to Iguazu Falls?"
(イグアスの滝に行かない?)
調べると往復488レアルのチケット発見。
はるばる地球の裏側まで来たので
この際行っちゃうか?と即決。
というわけで来てしまいました!
世界三大滝と言われるイグアスの滝。
ブラジル、アルゼンチンの
国境に位置するこの滝は
ブラジル側の滝は半日でも十分楽しめます。
国立公園の中に入ると
専用バスにに乗り、森林の中を進みます。
映画のジェラシックパークを思い出します。
展望台までバスで行けますが
少し手前で降りて1.2km歩くのがオススメ。
舗装された歩道を歩いていると
あちこちにハナグマが。
エサを与えないで、と看板がありますが
食べ物を与える人もいるらしく
全く人を怖がりません。
右手に滝を見ながら歩いて行くと
時々、木々の間からゴウゴウと流れる滝が。
写真や動画を撮りながら歩くこと30分くらい。
視界が開けたら一面に広がる滝、滝、滝。
高さ、幅、水量さまざまな滝から
水しぶきが歩道に飛んで来る中、展望台へ。
歩いている人も、写真を撮っている人も
みんなずぶ濡れです(笑)
準備の良い人はちゃんと
合羽を着ていますが
私はもちろん持ってません。
そう言えばナイアガラの滝に行った時は
シーズンオフだったから
こんなに近寄れなかったなぁと思い出しながら
しばし写真を撮ったり、動画を撮ったり。
ここへ来た目的を果たした時点でまだお昼前。
国立公園内をもう少し散策するのも良いけど
アルゼンチンに行ってみたいな。
滝の向こう側にはためくアルゼンチン国旗を見て
またもや突然思い立ち
街を経由してアルゼンチン国境へ。
アルゼンチン行きのバス停は
一見、全くそれと分かりませんが
待っているとちょっと古くて
真っ赤な車体がガタゴトとやってきます。
4レアル払って乗ると
車内はすでにアルゼンチン。
"買い出しに来ました"雰囲気いっぱいの人たちが
スペイン語で話しています。
頭の中をふと映画『エビータ』の歌がよぎります。
"Hello! Buenos Ires♪"
向かっているのは、ブエノスアイレスではないけれど。
30分くらい走って国境へ。
国境では一度バスを降り、歩いて出入国管理を通ると、そこはアルゼンチンです!
国境からまた30分くらい走ると
国境沿いの街にあるバスターミナルに着きます。
ここからはブラジル行きの他にも
パラグアイ行きのバスが出ているみたいです。
うっかり「このままパラグアイに行けちゃうかも?」
なんて思いましたが、既に午後3時半なので
さすがに控えて街を探索しました。
国境を越えて少し行っただけでも
かなり街の雰囲気が異なります。
どう違うかというと
全体的に赤っぽい。。。
そしてスペイン語が通じます。
おみやげもの屋さんをいくつか覗くも
マテ茶以外にこれと思う商品もなく。。。
しばらく歩くとオシャレなワインショップが!
そう言えばアルゼンチンはワインの名産地。
お店のお兄さんいわくMalbecがオススメと。
何種類か試飲させてもらって
気に入った2本を購入。
リオに戻ったら、新しくできた友人と飲もう!
せっかくアルゼンチンに来たので
遅めのランチを食べて帰ろうかと
散策しましたが、pizzeriaしか開いてないので
明るいうちにブラジルへ戻ることに。
バスターミナルで待っていると
「ブラジル行きのバスが来たよ」
と親切なおじさん。
私の隣にいたアジア人には
英語で話しかけるのに
なぜ私にはスペイン語?
来た時と同じ4レアルなのに
今度はかなり高級なバスです!
帰りも同じように国境でバスを降り
入国審査を歩いて通りブラジルに再入国。
短いアルゼンチン滞在を楽しみました!
ちなみにアルゼンチン側のイグアスの滝は
ブラジルよりもスケールが大きいらしく
時間に余裕があれば行くことをオススメしますが
1日かけて見るつもりで行くのが良いそうです。
次回はぜひ、アルゼンチン側の滝も見たいな。