前回の記事では2020東京五輪でボランティアとして働くには
「15〜30分英語で話せる語学力」があれば
十分ということを書きました。
olympicvolunteer.hatenablog.com
今日の記事ではもう少し踏み込んで
オリンピックボランティアとして働くにあたり
どのくらいの英語力が必要なのか
職種ごとにご紹介いたします。
オリンピックボランティアの職種は
細かく分けると3000種あると言われていますので
登録時に選択できる職種をもとにしました。
olympicvolunteer.hatenablog.com
なお、こちらでご紹介する内容については
あくまでも私の判断基準によることをご理解ください。
【英語レベルの目安】
★★★★★
多国籍な環境で働いた経験がある
★★★★
30分以上、テンポよく会話が続けられる
専門用語を熟知している
英語で文書を作成できる
★★★
30分程度、テンポよく会話が続けられる
知らない専門用語を数日で習得することができる
英語で作成された文書が読める
★★
15分程度、テンポよく会話が続けられる
道案内や交通案内ができる
専門用語を聞いて理解できる
短い英文メールのやり取りができる
★
カタコトで会話ができる
中学レベルの英語
アクセス管理 ★★〜★★★
事務作業 ★〜★★
バス運転手 ★〜★★
礼拝堂 ★★
チケット販売 ★〜★★
歯科医 ★〜★★★
医師 ★〜★★★
ドーピング管理 ★★★
運転手 ★〜★★★
電気技師 ★〜★★
消防士 ★〜★★
イベントのサポート ★〜★★★★
ガイド ★〜★★★★
(物品などの)在庫管理 ★〜★★★
ヘルスサービス ★〜★★
IT技術者 ★〜★★★
ライフガード ★★〜★★★
(物品などの)購買管理者 ★〜★★★
技術者 ★〜★★★
医療サービス ★〜★★★
総務 ★〜★★
写真家 ★〜★★★
行列管理 ★〜★★★
受付 ★〜★★★★
ガードマン ★〜★★★
仕入れ業者 ★〜★★
メディアサポート ★〜★★★★
あらゆるIFが起きた時のサポート ★〜★★★★★
チケット販売のチームリーダー ★〜★★★★
通訳 ★★★〜★★★★
獣医サポート ★★〜★★★
表彰式 ★〜★★★
その他
ほとんどの仕事は中学レベルの英語力で十分。
中学レベルの英語も自信がない、という方は
こちらの本を完全マスターできれば大丈夫です。
星5レベルの英語力が必要なのは
マネージャーレベルとなりますので
ボランティアにそこまでの英語力が求められる仕事は
ほとんどないと言って良いでしょう。
ここでは項目としてないのですが
(受付かガイドのいずれかの可能性も)
ヘルプデスクの仕事は語学力があると
選手村のヘルプデスク担当になれるかもしれません。
ホテルのフロント係やコンシェルジェを
想像していただけるとわかりやすいですが
選手のあらゆるニーズに応えるのが仕事。
選手団が競技以外の理由で(主に観光)
街に出たい時に専用車を手配したり
帯同して街案内をすることもあるので
柔軟に対応できる語学力が必要です。
星3レベルの英語力であれば
リオ滞在中に執筆していた『仕事の英語』でも
しっかりカバーできます。
チャレンジしてみたい方にはオススメです。
平昌五輪の語学テスト!
オリンピックボランティアの英語、続きのお話はこちらから
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