みんなで"Over there!"
東京都品川区の鮫浜小学校でオリンピックボランティアについてお話会をしてきました。
東京ボランティアナビの対談を見たと、ホームページからご連絡をいただきこの講演が実現。対象は小学生とのことで、普段大人向けの講座や講演をする私にとっては初めての体験でちょっと不安。
そうしたら、小学校の教頭先生方が英語講座を受けに来られたので、ちゃっかりアドバイスをいただいちゃいました!
小学生とは言っても5年生と6年生ですから、もう結構オトナっぽい子もいるでしょう。私がそのくらいの頃は「子供扱いされるのがイヤ」だったので、通常の講演内容を大きく変えないで準備しました。
懐かしい小学校の下駄箱
この小学校は英語に力を入れていて、1年生から英語の授業があるとのこと。1年生の教室の前を通ると、ALTの先生とHow many times did you go? Once? Twice?の質問にThree times.と会話が聞こえてきました。
Good morning. How are you?やMay I help you?などは発音も含めて完璧。そうなるとちょこっとでも新しいことを覚えて欲しくなるのが私。
鮫浜小学校の近くには、東京五輪でホッケー会場となる大井ホッケー競技場があります。街でWhere is the hockey stadium?と聞かれた際、詳しく説明するのが難しくても「あっちの方向です」だけは言えます。そんな時は笑顔でホッケー会場の方角を指してOver there!
準備してきたプチ英語レッスンじゃ物足りないかな、と不安になりましたがOver thereは知らなかったみたいで喜んでもらえました。ホッ。
階段を登りながら英語も学べます
小学校の授業時間中ですから、質問タイムも入れて50分。少し短めではありましたが、時間をちょっとオーバーするほどたくさん質問もいただきました。
3年後は中学生になる彼らからは、
・何歳からボランティアできますか?
・どんな有名人と会いましたか?
学校に入ったら即、校長室に呼ばれる!
学校で聞いたことなんて大人になったらほとんど忘れているものかもしれません。でも、今日の講演で海外のことやオリンピック、ボランティアに興味を持ってくれる子が一人でもいたら嬉しく思います。