オリンピックにボランティア参加しよう!

2020年東京オリンピックにボランティア参加したい方に向けて、2016年リオオリンピックの準備、現地の様子をレポート。プロフィールはコチラhttp://5rin.masae3.com/entry/2016/09/24/171200

2020たより vol.8 -東京五輪音頭-

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組織委員会の広報誌として「2020たより」というのがあるのをご存知ですか?2016年から3ヶ月に1冊のペースで発行されているオフィシャル通信です。発行部数は不明ですが、東京都および東京都下市区町村などの関連施設には必ず置いてあるので、かなりあるものと推察します。

ライブサイトなど組織委員会が開催するイベント場所などでも手に入れることができますが、実は公式サイトからもダウンロードができます。

tokyo2020.org


この4月から発行会社が変わったようでデザインも一新。今まではいかにも官公庁が発行している情報誌のイメージでしたがずいぶんオシャレになりました。

4月26日発行の最新号をまんまと手に入れたので、少し中を覗いてみましょう。個人的に気になったのは東京五輪音頭!(笑)東京音頭は知ってるけど、東京五輪音頭って!!!しかもさらに驚くのは1964年大会時に創られたという事実。なんと!伝統的な曲なんですね。

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「東京五輪音頭」で調べてみると特設ページもありました!2020大会用にリメイクされた歌のミュージックビデオには、石川さゆりさん、加山雄三さん、竹原ピストルさん、アナウンサー役に古舘伊知郎さんと超豪華キャスト!

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早速聞いてみましたが、なんと耳に残るいかにもといったリズム感。製作は昨年夏とありますが、街の盆踊り大会で耳にした方はいらっしゃるでしょうか?今後2年間はそこここの夏祭りで流れるはず(未確認情報)なので、夏までに振り付け動画で覚えちゃいましょう!

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東京五輪音頭特設サイトは下記よりどうぞ

tokyo2020.org

都市ボランティアの情報も続々

GWはお天気にも恵まれすっかり初夏の様子。
そんな中、都内あちこちでオリンピック、パラリンピックに向けたスポーツイベントも多く開催されているようです。特にパラリンピック競技については、もっと知ってもらえるようにと体験イベントも多く予定されているようです。

夏季五輪オリンピアンだけでなく、成田緑夢さんなど冬季五輪オリンピアンやパラリンピアン、渡辺直美さんなどのタレントも多く参加されるようなので、ご家族連れで競技体験をしてみてはいかがでしょうか?

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no-limits.tokyo


さて、今年1月に公開されて3月に追加で公開されたオリンピックボランティア情報。うっかり見過ごしていたのですが、3月末に大会ボランティアと並んで都市ボランティアについての情報も東京都ホームページで公開されていました!

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大会の顔となる大会ボランティアと異なり、開催都市の顔あるいは東京の顔となって働いてくれる人を募集と明確に記載されています。また大会ボランティアはあくまでも2020年大会単体での募集なのに比べ、都市ボランティアでは2019年ラグビーW杯に際しでボランティアとして活躍してくれた方を優先する、とは明確に書かれていませんが(笑)なんとなく匂わせているような気がするのは私だけではないでしょう。

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気になる仕事内容は、競技会場最寄り駅での案内業務がメイン。そして空港、主要駅、観光地での案内業務などがあります。活動期間と時間は大会ボランティアより短めで設定。ハードルをすることで、広い年齢層・職業の方に活動しやすいように設定されているのが伝わります。まぁ、大会ボランティアも8時間とはいいつつ実際には1~2時間の日もあるし、10時間の日もあるんですけどね(笑)1日8時間というのはあくまでもIOCが決めているガイドラインであって(東京2020大会ではない)実際の活動期間や時間などは勤務場所と仕事内容によるところが大きいです。

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募集と応募のスケジュール、そしてその後の面接、研修などのスケジュールも大会ボランティアのスケジュールとほぼ同じペース。待遇というか提供されるグッズも大差ありません。

先週のニュースでライブサイト候補地8カ所が選定されたとありましたが、これらの場所で行われるイベントなどの運営を除いては案内業務がメインとなる都市ボランティア。「せっかくのオリンピック、パラリンピックだから何かしたい」「自分の街をもっと知ってもらいたい」「人と話すのが好き」など、なにかしたいという意志はあるけれど事前準備にはあまり関われないという方にはオススメです。

半面、大会ボランティアはもちろん勤務場所にもよりますが、広報や競技ボランティアなど、何かを一緒に創るという仕事を担当することもできるかもしれません。より一歩進んで大会の成功に関わりたい!という方は大会ボランティアにも応募されてみることをオススメします。

オリンピックボランティアにAIが?

あいかわらずブラックブラックと騒がしいオリンピックボランティア問題。実際に講演などでお会いする方はみな口をそろえて「どんな条件でもやりたい」と話していますが、参加したいと考えている方々と世論にギャップを感じます。

さて、そんな中面白いニュースが流れてきたのでシェア。

4月2日~4日に東京ビッグサイトで開催されていた「第2回AI・人工知能EXPO」で公開されたAIロボットさくらさんをボランティアの代わりに動員しては?という記事。

www.daily.co.jp

最近都内だけでなく地方のホテルでもフロントに置かれているペッパー君のように、会場にAIさくらさんを配置すれば?といった主旨なのでしょうが、ペッパー君を使っている人ってほとんど見たことありません。個人的には取り組みとしては面白いなと思います。AIじゃなくてもマルチリンガルに対応しているロボットがあれば、どんなマイナー言語を話す人が来てもへっちゃらです。

www.softbank.jp

また、マイナー言語を話す人ほどテクノロジーとは疎遠という国の人が多いのも現実。そもそもコンピューターに自国語で話しかけたら、自分が欲しい情報が得られるという認識がないのでは?と思います。そうするとホテルのフロントのペッパー君たちのように結局宝の持ち腐れになりかねないです。。。

個人的には、お掃除ロボットにタブレットPCを搭載して会場案内情報や街情報を検索できる、というのが使い勝手が自由かなぁと思います。海外旅行者で普段はパソコンやスマホを使えるけど、日本ではWiFiがないからといった人が自由に使うこともできるような。それでいて、だれも利用者がいない場合は付近のお掃除をしてくれると会場内の美化にもつながりますしね!

そんなことをつらつらと考えてしまうきっかけとなった、AIボランティアの記事のご紹介でした。

ボランティア募集要項の詳細が発表

今年1月に続き、東京2020ボランティア募集要項の詳細が大会ページで発表となりました!

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7月末予定の募集開始まで3ヶ月近くとなり、ベールに包まれていた全貌が少しずつ明らかになってきたというところでしょうか。今回の発表内容について少しずつ見ていきましょう。

応募を検討している人にとって最も気になるのは活動場所や仕事内容でしょうか。オリンピックボランティアの仕事は細かく分類すると数千種類に登ると言われますが、大きく分類するだけでも30くらいになります。(リオ大会ボランティア登録時分類から)

今回の発表で情報が追加されたのが活動分野と人数の目安。やはり最も多いのは案内係。こちらは会場内での案内業務が主な仕事ですが、平昌からボランティアレポートを送ってくれていた志帆さんの活躍レポートをお読みいただくと想像しやすいでしょう。

競技ボランティアは各競技団体を中心に大部分が募集されるので、一般応募からの募集はそれほど多くないかもしれません。

ヘルスケアも医師、看護士などの国家資格を持つ必要があるので、なぜここで詳細の仕事内容が案内されるのかわかりません(笑)

通訳ボランティアはアテンドに含まれているようですね!オリンピックボランティアに関するこれまでのメディア記事を見ると、通訳ボランティアが取り上げられていることが多いですが、語学ボランティアの数は1000人にも満たないのが現状です。語学力を生かしたいという方は通訳だけにこだわらずぜひアテンド、メディア、案内業務などにもチャレンジしていただきたいと思います。

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気になる活動期間・時間と募集スケジュールは下記の通りです。こちらはこれまでと比べて特に情報量が増えているということはありませんが、研修は早いと2020年4月からスタートする可能性があるようです。特に社会人の方でボランティア参加したいという方は、2020年は期初からオリンピックイヤーになりそうだということを早めに職場の方にお伝えしておくのが良さそうですね!

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今回の発表ではまだ触れられていないのですが、今後おそらく追加されてくるのがテスト大会におけるボランティアでしょう。過去のオリンピックではテスト大会と呼ばれる国際大会が開催されることが多いようです。いきなり大きな国際大会としてオリンピックを開催するのではなく、競技ごとに前年までに国際大会を経験しておくというもの。

情報公開になったらもう少し細かい内容について、このブログでもお知らせしたいとは思いますがこちらもお楽しみに!

東京2020テーマカラーが決定!

オリンピックボランティアにとって気になる一つが
テーマカラーです!

2012年ロンドン大会では紫でしたが
ボランティアを含むスタッフが来ていた紫のシャツは
イギリス大手スーパーの制服と類似していると
国内では大ブーイングだったとか。

2016年リオ大会では緑でしたが
実際には緑より黄色のイメージが強かったと感じます。。。

2020年東京大会のテーマカラーは!
紅と藍色で決まったと10日に発表されました。

市民のうわさレベルでは「さくら色」と「ブルー」派が多かったカラー投票(笑)でしたが、紅と藍色で決着とは想定内でしょうか。大会ロゴも藍色ですしねっ。

この大会カラーは制服にも大いに影響を与えることになるのですが、紅と藍色というのは夏服としては若干・・・暑苦しいかと。制服スポンサーのアシックスがどのように大会カラーをデザインに取り入れていくのか楽しみですね。

尚、同時に発表されたプレスリリースでは大会ボランティアのニックネームの発表時期についても公開されました。ロンドンでは「ゲームズメーカー」と呼ばれ、マスコミ等でも大々的に使用された愛称ですが、日本では果たしてどのレベルまで広がるのかこちらの動向からも目が離せませんね!

www.sanspo.com

東京五輪聖火リレー要綱が発表!

 関連記事

5rin.masae3.com

 
平昌五輪における聖火リレーの記憶も新しい今日この頃、いよいよ東京五輪に向けて聖火リレーの方針が発表となりました。

日数:合計114日間
うち、東京都内15日間東日本震災の被災県を各3日間。

他にも復興五輪の色濃く、ギリシャはアテネから空輸で運ばれた聖火を日本国内で初点火するのは被災地で「鎮魂の火」としてくべる計画もあるなど、少しではありますが聖火リレーのプランが明らかに。

聖火リレーについてはオリンピアン、パラリンピアンをはじめとする芸能人、著名人などが有名ですが、別途聖火スポンサー企業や関連自治体が公募する一般人もリレーランナーとなることができます。

ランナーを目指す方は今後の情報にもご注目を!

www.nikkansports.com



NTT様にてオリパラボランティア講演会

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東京2020オリンピックの公式スポンサーであるNTT様よりお声がけいただき、グループ社員の方向けにオリンピックボランティアについての講演をさせていただきました。お休みの土曜日にもかかわらず、オリパラ研修に集まられた方の人数は200名!(当初の予定は100名)

朝からボランティア研修、既にボランティア活動に参画されている社内スタッフの方による報告を経て、トリとしてのオリンピックボランティア体験談。終日の研修にお疲れの方もいらっしゃるだろうと、気合を入れてお話させていただきました。

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ご参加いただいた方々は年齢層はやや高めのイメージでしたが、やる気と熱気は十分。固い方ばかりで、何をお話しても「シーン」だったら寂しいなぁと思って向かいましたが、ふたを開けてみるとみなさんとてもノリノリで、質問も多くしっかり笑うところでは笑ってくださる方ばかり。質問が多すぎて少し時間オーバーしてしまうほど、超大盛り上がりな講演となりました。

実は今回の講演が実現したのは、別のスポンサー企業様からご紹介いただいたのがご縁。オリパラでスポンサーになったのもご縁と、オリンピックボランティアについて理解を深めたいとお招きいただきました。中でもNTT様ではオリパラだけで終わるのではなくその先も、と様々な企画を計画されています。そんな試みについてもお伺いさせていただき、日本のリーディングカンパニーとしての気概について学ばせていただきました。

ご参加いただいたみなさま、お招きいただいた担当部署のみなさま、そしてご縁をお繋げくださったみなさま、ありがとうございました。

同様の講演は各地でも行っております。お問い合わせは下記よりご連絡ください。

【オリパラボランティア講演についてのお問い合わせ先】

multilingualclub.jp